娘が無事卒業しました。
入学してすぐ緊急事態宣言が発令され
思い描いていた学校生活を
スタートできず不安で悩んでいたけど
本当に友達に恵まれて、先生に恵まれて
部活に恵まれて。
今では、
「あー!卒業したくない!!」
って嘆くほど楽しかったそうです。
私が今、子育てや自分の人生を
楽しめているのは娘のおかげです。
そして娘の友達のおかげで
娘の友達のママのおかげなのです。
娘が低学年だった頃の私は
極度の人見知りで引きこもりだったので、
娘の学校で話せる友達は一人も居ませんでした。
しかしとある参観日後、あるママが
「お昼ご飯に連れて行ってもいい?」
と声を掛けてくれたのです。
そのママの娘さんと
私の娘とその他にも数名の同級生をその方がランチに連れて行ってくれたのですが、
私はこんなことしてもらった経験が無かったので驚いたと同時に
内心はスゴく嬉しかったのです。
その日の出来事以来
私とそのママとの距離だけでなく
一緒に行った子どもたちのママとも仲良くなり、
学校行事にも積極的に参加できるように変化しました。
仲間同士で役員に立候補して一緒に活動も楽しんだなぁ。
私はこんな仲間が欲しかったんです。
それは娘も同じだったんだと思います。
その日の出来事がきっかけとなり私は
娘だけでなく、息子の行事ごとも率先して参加し、
たくさんの素敵な保護者とも関わることができるようになりました。
共に活動した仲間とは今では子ども抜きで
呑みに行ったりしています。
その女性がいたからこそ
今の私が存在しています。
あの日が私の人生のターニングポイント。
その女性の優しさに今でもとても感謝しています。
そしてその経験を、ことあるごとに娘に話しています。
あの日、優しい手を私に差し伸べてくれたその恩を、
私がまたどなたかに差し伸べられる人になりたいなぁ。
富士山を見にいきたい49歳。