過去の嫌な出来事にふりまわされているんですね。
私もすごく悩んでいたのでその気持ちよくわかります!
今回は脳の仕組みなども交えて解決法を綴っていきたいと思います。
もくじ
出来事が現実になる仕組み
出来事そのものは私たちの五感を介し、さらにフィルターを通し解釈をして現実となります。
五感とは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚のことで
嗅覚、味覚、触覚のことをまとめて体感覚といったりもします。
フィルターとは信念、観念、価値観、思い込み(ビリーフ)のことをさします。
例
たとえば私たちがとある1本の映画を観たとしましょう。
その映画の情報を私たちはまず五感に変えて頭の中に入れています。
映画館で観ているとすれば、、視覚からは大画面の映像が
聴覚では俳優の声のトーンなどが、、もしかするとポップコーン食べながら観てるとそれは味覚。
嗅覚はポップコーンの香り。いや、もしかしたら映画館のにおいかも。
そして触覚はポップコーンのふわふわした手ざわり?
もしくは紙コップのまわりについてる水滴かもですね。
そしてさらにフィルターに通す作業をします。
たとえばその映画内でドライブするところがあったとしましょうか。
そのワンシーンを観て
「あんなにスピードだして!」と思うか
「顔に似合わず安全運転やな」と思うかは個人の過去の経験によって形成された価値観やビリーフなどなのでとらえ方、感じ方は人それぞれというわけです。
そういえばあんな運転する人の車に乗って怖い思いしたな…とか
5年前乗ってた車、大好きだったなー。また乗りたいなー。みたいにみんな違うフィルターを持っています。
個々のフィルターが異なるように
その解釈は観る人によって違いますよね。
脳のシステム
このように私たちは映画を観るという出来事をこうした五感に変えて
脳にインプットしていきます。
しかし自分の頭の中にこうした情報を全部取り込んでしまうと実は頭がパンクしてしまいます。
なぜなら情報量が多すぎるから
それは1秒間に200万bitという量になります。
1秒間につまようじ200万本の情報量って例えられたりするんですが、ほんとすごい量です。
こんなの日々自分の頭にインプットし続けてしまうと壊れますよね。
なので人間は自分の頭が壊れないように脳内を勝手に情報処理してくれるようになっています。
その情報処理システムがフィルターということです。
過去の記憶を変える方法
もし過去にどうしても嫌で嫌でたまらないことがあった場合
過去の嫌な記憶って変えられないと思いますか?
過去の出来事自体を変えることはできませんが自分のフィルターを変えることは実は可能です。
あの人が原因で私は今でもその出来事に苦しめられていて
いつも思い出して本当につらいし悔しい。
こんなふうにもんもんと悩み続けることは自分にとってどのような価値があるのか?
自分の解釈を変えることは可能です。
事実は1つですが、解釈は無限大にあります。
あんなに嫌なことがあったけど私にとってあの出来事は貴重な学びの経験だった。
と意味づけを変えた方がずっと素敵だと思いませんか。
過去の出来事を忘れることができなくても、意味づけを変え人生を心豊かに過ごしたいですよね。
明日のランチミーティングが楽しみ過ぎる49歳。
過去に経験した嫌な出来事が何年も頭から離れず、いつも思い出しては落ち込んだり悔しくなります。
どうすれば忘れられるでしょうか。